上條医院ブログ

恥ずかしくない泌尿器科治療を皆様に

下半身のお話をするのはどなたも恥ずかしいものです。だからといって治療をためらっていると、病状もよくなりません。
早期の回復を願って、恥ずかしさが少しでも軽くなるよう、スタッフ一同明るい雰囲気づくりに心がけています。

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2013.07.31更新

 過活動膀胱(以下OAB)とは我慢しがたい強い尿意切迫感が
突然起こって、そのために頻尿になってしまった状態です。
2002年に生まれた新しい症状症候群です。
切迫性尿失禁があっても、なくてもOABと定義されています。

投稿者: 上條医院

2013.07.25更新

  排尿障害が顕著な場合(たとえば尿が出ない尿閉など)や
薬を服用しても効果が不十分な場合は、外科療法が行われます。
尿道に内視鏡を挿入し、先端についた電機メスで前立腺の組織を
削り取り、尿道を広げます。その他レーザー治療、開腹手術などがあります。

投稿者: 上條医院

2013.07.19更新

 BPHの治療は多くの場合、薬による治療から始められます。
現在もっとも多く使用されているのは、α1遮断薬です。
おしっこの通り道の筋肉の緊張を和らげて、おしっこを出しやすくします。
また症例によっては、前立腺を肥大される男性ホルモンの効果を遮断し、
前立腺を小さくする、抗男性ホルモン剤、その他には
漢方薬、植物製剤なども用いられます。

投稿者: 上條医院

2013.07.10更新

 BPHの検査はこれまでお話したように、触診、超音波検査、
尿流測定の他に、国際前立腺症状スコア(IPSS)と言う
代表的な自覚症状の程度を、点数で記入する質問表に
患者様自身が、答えを書き込むものもあります。
もちろん前立腺癌を否定するため、PSA採血を行います。
また場合によっては排尿日誌を記載して頂くこともあります。
1日排尿量、1回排尿量、昼間と夜間の排尿回数などを
把握することは、患者様の排尿状態を知ることができ、
特に頻尿の方には有用です。

投稿者: 上條医院

2013.07.02更新

 排尿障害があるかどうか?つまり出がいいか悪いか?
おしっこの出方を、人と比べることはないと思います。
また急に出なくなれば解りますが、徐々に出が悪くなっていると
自分では気づかないことも多いと思います。
おしっこの出方がいいか悪いかは、尿流検査で調べます。
トイとは別の検査室で機械に向かって排尿して頂きます。
当院では男性用の立位での専用の機械があります。
通常通り立ってそのまま排尿してもらいます。
女性の方は洋式トイレ型の機械があります。

投稿者: 上條医院

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